パチスロが5.9号機の新しい規制内容が判明しました。
今回は、パチスロ5.9号機について詳しく見ていきましょう。
いつから5.9号機になるの?
2017年10月から、新規設置は5.9号機のみになります。
現行5.5号機の新規設置は、2017年9月末までです。
規制内容
・ART突入確率や、ART突入に関わるモード移行率に設定差を設けないこと
・ARTの継続率、上乗せ性能に設定差を設けないこと
・ARTの滞在割合は、17,500ゲーム消化した場合、7割未満にすること
・ARTは1,500G又は3000枚を純増枚数で割ったゲーム数までにすること
・ART終了時、設定変更時は、必ずART性能に関する部分を初期化すること
ART終了後前兆スタートや高確スタートなどがなくなる、ART終了後は全て設定変更後と同じクリアな状態になると予想されます。
設定変更後の高確スタートなども禁止されると予想されます。
・全パチスロ機に役比モニタ搭載を義務付け
総ゲーム数に対するART中のゲーム数を確認できるモニターを台内部に設置すること。
不正改造機の撲滅が目的で、ユーザーにはあまり関係ない。
警察はどう見ている・・・?
警察庁生活安全局保安課 課長の小柳誠二氏は、こう述べています。
「貴組合は、昨今の回胴式遊技機の射幸性の高まりを踏まえ、射幸性の抑制やいわゆる指示機能にかかる性能のルール作りを積極的に行うとともに、回胴式遊技機製造業者の司令塔として回胴式遊技機製造業者連絡会議を開催し、組合員以外の製造業者にも取り組みの周知徹底を図るなど、貴組合が回胴式遊技機の健全化に大きな役割を果たしていると承知しております。」
警察は、今回の規制に関して一定の評価をしている。と見てよいでしょうね。
ただし、パチスロ業界はパチンコ業界と違い、いつも抜け駆けをしているメーカーがあるイメージですから、これが本当に守られるのかどうか。注視していることでしょう。
ひとこと
今回の規制が5.9号機になるということで、いよいよ次に規制が入る時は6号機でしょうか。
6号機に移行するときは、4号機と同様、これまでの5号機は撤去しなければならなくなりそうですね。